「韓国囲碁リーグ(KBリーグ)」とは、毎年開催される韓国棋院主催の企業対抗団体棋戦。
2004年に発足し、今大会で19シーズン目。2006年からはKB國民銀行がメインスポンサーとなり、韓国囲碁リーグ(正式名称:KB國民銀行韓国囲碁リーグ)となった。また、日本チーム・台湾チームの参加は今回が初である。
医療や鉄工、ガソリンなど、様々な分野に特化した合計12の企業がドラフトで8人チームを編成し(日本は日本棋院が選抜)、Kリーグ・Bリーグに別れてリーグ戦を行う。各リーグ上位3チームでポストシーズンを行い、プレーオフで勝ち上がったチームで優勝を争う。約半年を通して順位が決まる。
出場選手は、世界トップに君臨する申眞諝九段や朴廷桓九段、女流最強の崔精九段に注目が集まる。日本からは、タイトルホルダーの関航太郎天元をはじめとして、阿含桐山杯を獲得した平田智也八段、新人王戦優勝の大西竜平七段、広瀬優一七段、酒井佑規四段、広島アルミ杯若鯉戦準優勝の小池芳弘七段、グロービス杯準優勝の福岡航太朗四段、グロービス杯日本代表の張瑞傑六段といった今波に乗っている若手中心のチームとなった。
優勝賞金は日本円で2500万円、2位1000万円、プレーオフ敗退400万円、準プレーオフ敗退200万円。
その他にも、視聴者や記者投票で選ばれる「MVP」や「新人賞」等にも別途賞金が出る。
大会規定▶https://kb-league.syuusaigo.com/regulation